片栗粉遊び
お料理に使う片栗粉ですが、実はとても感覚遊びに適した教材なんです。
水を入れると、粉粉→ドロドロ→トロトロ と感触が変わっていくし、食紅や絵の具を入れれば色の変化も楽しめます。
粉まみれになるので、お部屋でする時はブルーシート必須ですw

お水を入れたらこんな風に、トロトロになっていきます。

足でも片栗粉の感触を楽しみます。
手ではベトベトに触るのが苦手な子も、足なら大丈夫な場合もあります。
何ごとも無理せず、できるところからチャレンジが基本です。

食紅で色をつけるのも楽しいね♪

外での片栗粉遊びは、もっとダイナミックに楽しめます。


トロトロになった片栗粉をプールにザバ~ン!!

プールの水の色が白くなるので、沈めた物を手探りで見つける宝探しもできるんです。
1つの物から様々な遊びへと発展していく過程は、とてもワクワクしますね。
子どもの発想力に助けられながら、職員も日々の療育を子どもたちと一緒に楽しんでいます。
感覚遊びは、ベタベタやドロドロなど、服やお部屋が汚れてしまう内容が多いので、家庭ではなかなかできないかもしれませんが、子どもには大事な感覚なので、たくさん経験してもらいたいと考えています。
好きな遊びは思い切り満足いくまで!が大事です。
ゆび絵の具
絵の具も普段は紙に書くもので、紙からはみ出して机につかないように描きますが、ゆび絵の具は少し用途が違います。
指で触って遊ぶための絵の具なので、しっかりと絵の具の感触を味わえる遊びを考案しています。
「キャー!机が絵の具だらけー!!」
お家だったらお母さんが大慌てする場面ですねw

「はいはい、これでいいでしょ?」
お水をかければ、まぁ綺麗!

お人形にも大胆に絵の具を塗っていきます。


年長さんはアーティスティックに✨

綺麗な色水もこんなにできました!

しゃぼん玉
吹いてしゃぼんを作るのが楽しいしゃぼん玉は、見ているだけでも楽しいですね。
実はこのしゃぼん玉、楽しいだけじゃないんです!
言葉の発声には、唇の動きや顎の筋力などが必要です。
しゃぼん玉を拭くことで口の運動機能を高め、言葉の発達を促しています。
微妙な息づかいのコントロールの練習にもなるので、おすすめですよ。
しゃぼん玉は、言葉がゆっくりのお子さんも、楽しみながら言葉の発達を促すトレーニングができる遊びなのです。

道具を変えれば大きいしゃぼん玉も作れます。


ヤクルトの底を切ってガーゼをつけると、あら不思議…

こんなに長~いしゃぼんができてしまいます!

どんどん吹いたら、こんなにいっぱい!

ご家庭でも、ぜひお風呂で楽しんでみてくださいね。