子どもがにこにこ、保護者がにこにこ、職員もにこにこ
NICONICO(にこにこ)は、発達がゆっくりなお子さんや特徴のあるお子さんと保護者さんの為の児童発達支援と放課後等デイサービスの事業所です。
NICONICOが、子どもも保護者も職員にも、にこにこ笑顔で過ごせる居場所になれば…との思いが込められています。
お子様の発達が気になる保護者の方は、お気軽にご相談くださいね。
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NICONICO 療育の特徴
- 対象:2歳~小学校2年生まで
- 同学齢・同学年 少人数クラス制での集団療育
- 混合クラスで異年齢の友だちと一緒の集団療育(年少児以上)
- 1人ひとりのお子様に合った個別療育(年少児以上)
- 保護者が職員へ気軽に相談できる環境
- 保護者同士が交流できる場を完備
NICONICOでは、子どもが自分の思いを伝えられる子に育つような療育プログラムを考案しています。
その為にまず、自分の好きを見つけること、好きを伝えることを目標にしています。
子どもの特性や成長段階を把握し、遊びを通しての様々な経験から、まずは自分の「好き」を見つけてもらいます。
好きを見つけたら、「もっと遊びたい」「もっとこうしたい」という1人ひとりの思いを大切にしながら、満足いくまで遊び込んでもらいます。
子どもは(大人も)楽しいことが大好き!(でしょ?)
楽しいこと・好きなことに没頭していると、時間も忘れて集中します。
子ども達がいかに楽しいと感じられるか、それは療育の大きなポイントなのです。
では、保護者さんのよくあるご相談の中の1つから、NICONICOでの発達支援のやり方を見ていきましょう。
「うちの子、集中力がなくてじっと座っていられないんです」
そう悩んでおられる保護者さんは多いですね。
お子さんが座れないのにも様々な理由があります。
例として3つを挙げてみましょう。
- 身体的な理由(体幹が弱く、姿勢保持が難しい等)
- 多動傾向にある(動いていると安心する等)
- 興味がないのに座らされている
1つ目2つ目の対応はよく耳にするのではないでしょうか。(感覚統合遊びで体幹を鍛える、トランポリン等を設置して動きたい欲求を満たせる環境を整える等)
これらは、療育の基本といえば基本です。
では3つ目はどうでしょう?
「今はお話を聞く時間だから座りましょう」
よくある場面ですが、そのお話は子どもが興味を持てる内容ですか?
わかりやすく伝えられていますか?
わかりにくかったり興味が持てなければ聞きたくないし、できればその場から離れたい。
大人だってそう感じるはずですね。
無理に促して座ることができても、「怒られるから座る」のでは一時的に座っているに過ぎません。
場所や人が変れば座らなかったり、ずっと我慢していると感情が爆発してしまうこともあります。
NICONICOの発達支援
- 子どもの興味をリサーチ
- 導入で興味を引く
- 専門的な視点
- 無理強いしない促し
- 過程を褒める
好きなことには興味が湧き、興味を持つことができれば参加しますね。
初めてのことが苦手でも、好きなものならチャレンジしてみたくなるものです。
子どもの特性を理解した上で、きっかけ作りに好きなものを取り入れ、初めてのチャレンジへのハードルを下げるのです。
療育の目的が先にあるなら、きっかけはその目的に繋げる為の橋渡しです。
カラフルだったり、お気に入りのキャラクターがいたりすると、ワクワクして渡りたくなりませんか?
例えば、視覚優位のお子さんの場合は、写真やイラストを見せながら伝えます。(興味のあるものを使ったり、お話の中に混ぜたりする等)
また、話している大人の周りに目立つものがたくさん置いてあると気が散るので、伝えたいものに集中できるような環境作りを心がけています。
保護者さんからのよくある質問にもありますが、「専門的な療育を受けられますか?」と聞かれることがあります。
専門的な療育といわれるものには、例えば感覚統合やABA(応用行動分析)がありますが、これらは実は普段の遊びの中でも培うことができます。
大人が感覚統合やABAを学び、普段から意識して子どもと関わることで実践できます。
NICONICOでは、職員研修で専門性を学び、それを活かした療育プログラムを考案しています。
保護者支援が充実しているので、ご家庭でも実践できる、お子さんへの関わり方も随時お伝えしています。
また、概ね1ヵ月に1回保護者講座を行い、お子さんについて学んでいただく機会も設けています。
週に1~2回の療育時間だけ専門的な療育を受けるよりも、日々ご家庭で少しずつ養っていくのが理想的ですね。
NICONICO職員の意識として「自分も楽しむ」があります。
前に立つ大人が楽しくないと、子どもたちも楽しくありません。
「やらせる」方向に意識が向いてしまうと視野が狭まり、「○○でなければならない」という思いが強まって、自然と表情も硬くなってしまいます。
職員が子どもと一緒に学ぶ意識を持つことで、療育中にも新たな発見があり、ワクワク感が湧いてきて自然と笑顔になります。
考案した療育プログラムをもとに、子どもの発想をスパイスにして発展させていく、それってとても楽しいんです!
職員が「療育って楽しい」と思えることを、とても大事にしています。
子どもたちが療育プログラムに参加しにくい場合、それは子どもたちのせいではなく、療育する側の促し方が良くないと捉えています。
もちろん上記のように創意工夫して療育に臨んでいますが、それでもやりたくないと感じるお子さんもいます。
もし子どもが療育内容に魅力を感じられずに場を離れてしまっても、無理に戻すことはしません。
離れた場所で違う遊びをしていても、話は聞いていたり、友だちの様子も目に入っているので、その子のタイミングで促すことで参加できることもありますし、何度か目にするうちに入れるようになっていきます。
肝心なのはその見極め。
子どものやりたい気持ちを優先し、その子の好きなもので促したり、違う遊びをしていたら、その遊びの中にその日の療育プログラムでのねらいを混ぜていく感じです。
褒めることの大切さ
できたら褒める、できなくても(過程を)褒める
褒めることはとても大事です。
誰でも褒められると嬉しいですね。
褒める時は、結果ではなく過程を褒めること
何かができた時に、「できたね!偉かったね!」と褒めることは大事です。
やり切った自分を誇れるし、次のステップへの足掛かりにもなります。
ただし注意も必要です。
結果が出た時だけを褒め続けていると、子どもは結果を出さなければ褒めてもらえない、認めてもらえないと感じてしまいます。
失敗したら褒めてもらえない、認めてもらえないと感じ、失敗を恐れるようになります。
失敗が怖いと新しいことにチャレンジしにくくなり、チャレンジしないと経験ができません。
経験は宝
子どもは様々な経験を積み重ねることで、心も体も成長していきます。
経験する前に逃げてしまうと、せっかくの機会を失って、経験できないままですね。
最初はできなかったことも、経験を積み重ねることで少しずつできるようになり、自信へと繋がっていきます。
初めてのことは緊張するし怖いけど、失敗してもいいのなら少し心が楽になりますね。
できなくても、失敗しても、その為に頑張った過程が必ずあります。
褒めるべきは、その過程なのです。
NICONICO 療育の進め方
- 無料体験
- お子様の特性理解
- 保護者懇談
- 個別支援計画作成
- 同年齢・異年齢での集団療育
- 1人ひとりに合わせた個別療育
- 半年ごとのモニタリング
NICONICOでは、5領域を含めた総合的な支援をしています。
○健康・生活
○運動・感覚
○認知・行動
○言語・コミュニケーション
○人間関係・社会性
まずは無料体験で、NICONICOの療育・雰囲気・職員の対応等を見てください。
特にお子さんの表情は大事です。(楽しんでいるか、また来たいと思ったか等)
NICONICOの集団療育体験 よくある光景
- 初めての場所でママから離れることができた
- 初めて会う人(職員)とお話ができた
- 知らない友だちと一緒に遊べた
- 経験のない遊びに入れた
等々、たくさんあります。
初めてのことが苦手なお子さんも、NICONICOの穏やかな雰囲気に、安心して遊びに入れることが多いです。
利用をお考えの方は、ぜひ1度体験されてみてくださいね。
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個別支援計画
利用が始まったら、様々な遊びの中から、お子さんの好き・得意、嫌い・苦手等を探り、アセスメントや保護者懇談でお子さんに関することや保護者さんの思いをお聞きしながら、個別支援計画を作成します。
個別支援計画をもとに集団療育プログラムを考案し、集団療育の中で支援を行います。
子ども7~8名ほどの小集団療育で、職員は4~5名入ります。(クラスの人数により違います)
同じ療育プログラムでも個別にねらいが違う場合もあるので、手厚い職員数で集団の中でも1人ひとりに適した支援をしていきます。
同じ遊びの中に、集団でのねらい(友だちとの関わり等)と個別のねらいがある感じです。
※個別支援計画は、約半年ごとに評価と見直し(モニタリング)を行います。
子どもたちは、子ども同士で刺激を受け合うことで大きく成長していきます。
対大人ではうまく過ごせても、対子どもとなるとなかなか難しい場面も多いです。
大人は子どもの行動を予測し、先回りしたりしながらトラブルを未然に防くこともできますが、子ども相手ではそうはいきませんね。
子どもたちは、子ども同士でおもちゃの取り合い等の小さなトラブルを経験することで、対応力を学んでいきます。
幼稚園や保育所・小学校といった大きな集団では、友だちとの関わり方に戸惑うことも多いですね。
助けてくれる大人の目が少ないことも要因の1つです。
早期療育が推奨されている理由の1つに、子どもがなるべく小さいうちに、対応力を学ぶ機会を増やせることが挙げられます。
子ども同士の関わりを見守りながら、必要に応じて適切な支援をすることが大事なのです。
個別支援計画は、子ども同士の関わり合いを含めた目標と支援内容を具体的に考案し、療育に盛り込んでいく指針なのです。
集団療育
大きな集団で人間関係に悩む子どもは多く、年齢が上がるほどに悩みの内容も変化していきます。
友だちに自分の気持ちをうまく伝えることができなかったり、距離感がつかめず近すぎてしまうとトラブルのもとになってしまいますし、遠すぎると寂しい思いをしてしまいます。
また、自分ではなかなか気付けないこともあるので、対処法がわからずに困ることも多いです。
人との関係は、人との関わりで培われる
子どもは、友だちとの遊びから多くを学んでいきます。
大人からすると「ただ遊んでいるだけ」に見えるかもしれませんが、子どもはその遊びから社会性を学んでいきます。
NICONICOでは、子ども同士で刺激し合える自由遊びの時間を大事にしています。
人との関わりにおいて経験しておきたいこと
- 集団の中でも自分を出せる
- 周りに流されずに自分の思いを表現できる
自分の好きを見つけることは、自分を表現する為の第一歩なのです。
異年齢の混合クラス療育
年齢・学齢別のクラスでの集団療育の他、異年齢の混合クラスでの集団療育も行っています。(対象:年少児以上)
毎月固定で、リトミック・音楽療法を実施。
季節のイベントも行います。(七夕行事、ハロウィン行事、クリスマス行事等)
いつものクラスとは違い、自分よりも大きい友だち・小さい友だちとの関わりの中で、役割分担したり、大きい子が小さい子に優しく接する等の経験ができます。
個別療育
個別療育(スマイルタイム)は約1時間、職員とマンツーマンで行う療育です。
好きな遊びに集中して取り組んだり、保護者の要望をお聞きして取り入れたりしています。
お子さんによって療育内容は様々です。
- じっくりと好きな遊びをやり込む
- 戸外へ出て買い物や交通ルールを学ぶ
- 就学へ向けて、かきかたや数字に興味が持てるような促し
- 親子での遊び方
等々、様々です。
内容によっては保護者さんにも加わってもらうこともあります。
子どもに好きなことをさせるのがいい理由
幼稚園や保育所、小学校という大きな集団の中で、子どもたちは毎日とても頑張っています。
幼児期は、人間の脳や心身の基礎を作る大事な時期。
好きなことや得意なことを満足いくまで遊び込むことで、集中力が増し、主体性が養われていきます。
好きこそものの上手なれ
好きなこと・得意なことは時間を忘れて夢中になり、何度も何度も楽しむうちに、自然と上達していきます。
では、嫌いなこと・苦手なことはどうでしょう?
嫌々やっても楽しくないし、頑張ってもうまくできない。
そのうえ、誰かと比べられて劣っていると感じたら、自己肯定感が下がってチャレンジすることにも後ろ向きになってしまいかねません。
親の思いも大事ですが、強要はNG!
子どもは素直なので、大人から言われれば、嫌なことでも頑張ってしまいます。
嫌いなこと・苦手なことは無理にはさせず、好きなこと・得意なことを思う存分させてあげましょう。
子どもが好きな遊びに夢中になっている時は、瞳がキラキラと輝き、楽しくて仕方がないという表情を見せてくれますね。
言葉には出さずとも、子どもをよく観察していれば何が好きかが見えてきます。
好きな遊びに満足すれば、自然と気持ちも他へと向いていくものです。
好きなことをやり込んでいくうちにスキルが磨かれ、それが将来の仕事に役立てばとても素敵ですね。
NICONICOでは、お子さんが楽しく感じてくれることを何よりも大事にしています。
やりたくないことを嫌々させるのではなく、好きなことを存分に楽しんでいるうちに、いつの間にか苦手も後からついてくる。そのようなイメージです。
子どもが楽しそうなら保護者の方も楽しく、だんだんと育児が気楽になっていきますよ。
楽しいは楽と書きます
「子育てが楽しい」
「子どもが可愛い」
「うちの子はすごい」
お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんがそんな風に思ってくれたら、お子さんはとても幸せですね。
家族が幸せで、いつも笑顔があふれている。
そんなご家庭になるように、少しでもお手伝いができればと思っています。