NICONICO(にこにこ)
田原本の児童発達支援・放課後等デイサービス
感覚・運動遊び

水遊び、氷遊び

夏の遊びといえば水遊び、そして氷遊びですね!

今年の夏は猛暑を大幅に通り越して酷暑だったため、熱中症警戒アラートが出ると水遊びの予定を変更する日もありました。
そういう場合はお部屋遊びに変更しつつ、涼しい中での楽しい遊びを考案しました。

水遊び

まずは、ウォーターマットのシャワーから。
楽しみながら、少しずつ身体を濡らしていきます。

プールの中は気持ちいいね!
ボートに乗ってバランスバランス。

ジョウロを使って、自分で頭からかけちゃいます。
先生に集中放水!「キャー、たすけてー」

何度もチャレンジするうちに水鉄砲の腕前も上がっていきます。
水鉄砲で風船を狙い撃ちしたり、お花を咲かせたりしました。
ついでにプランターの野菜たちにもお水やり。

テントの上枠から吊るした的を狙って放水!
トイレットペーパーで吊るしているので、水が当たると落ちる仕組みです。
ただ水を放つだけよりも、結果が出る遊びにすることで達成感・満足感につながります。

金魚すくいに竹の滝。
子どもたちは発想がとても豊かですね。

色水遊び

今回は、プッシュボトルを使いました。
手指のいろいろな動きができるよう、使う道具も様々なものを使っています。

とても美味しそうな色水ジュースの出来上がり。
ジュース屋さんの開店でーす!

片栗粉遊び

感覚遊びも、水遊びとの併用で周りを気にせず楽しめます。
粉粉がいっぱいついても、こぼしても大丈夫!

ベトベトやドロドロの感覚が嫌な子も、すぐに水で流せるので安心ですね。

泡遊び

せっけん泡遊び

おろし器で固形石鹸をけずって、泡から作ってみました。
大根をおろすよりも簡単にけずれて、感触もおもしろく、みんなでたくさんけずりました。

石鹸をけずったら、少しずつお水を入れて泡立てていきます。

食紅を入れて混ぜたら、綺麗なカラフル泡ができました。

水遊びしながら泡遊び。
プラカップに入れたら泡のアイスの出来上がり!

「泡の素」を使って大量の泡作りにもチャレンジしました。
ホースの水でダイナミックに作っていきます。

クエン酸と重曹の泡遊び

食用のクエン酸と重曹を使って泡遊びをしました。

  1. いろいろな色の色水を作る
  2. クエン酸と重曹を、1:1.3 の割合でプラスチックトレイに入れる
  3. よく混ぜる
  4. スポイトで色水をたらす

するとあら不思議!
シュワシュワシュワーっと泡立って、触ると冷たい不思議な泡ができます。
作り方を見て、分量を確認しながら作っていきました。

様々な遊びに使う食紅は1滴でもきれいな色水になりますが、2滴3滴と入れるとだんだんに色が濃くなっていきます。
今回は、色の濃さを観察しながら進めました。

「1滴だけ」と言われると、ついついもっと入れたくなるもの。
そんな時は遊びを発展させるチャンスです。

子どもの「もっとやりたい」をうまく汲み取って遊びに取り入れていくと、遊びが進化して楽しくなるし、自分の思いを受け取ってもらって子どもも満足するんです。(くれぐれも「違う」と怒らないように… ^^;)

クリームソーダ作り

クエン酸と重曹でクリームソーダを作りました。

クエン酸と重曹を、1:1の割合でコップに入れて混ぜ、冷水を注いで炭酸水を作ります。
コップに水を4分の3、シロップを4分の1の割合で注ぐと、美味しい炭酸ジュースができました。

仕上げにアイスクリームを浮かべたら、クリームソーダの完成です。
ガラスのコップに入れたら、お店で出てくるクリームソーダのようですね。

「炭酸飲めへんねん」と言っていた子も「おいしいー!」と全部飲み干していましたw

実験はとても楽しいです。
それがおやつなど嬉しいことにつながれば、意欲も倍増しますね。
言われたことをただやるのではなく、遊びを発展させながら一緒に楽しむことが大事です。
子どもたちの学習意欲を刺激しつつ、上手に引き出していきましょう。

クエン酸と重曹の炭酸水はご家庭でも簡単にでき、炭酸の強弱も調整できるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
市販の炭酸飲料を買うよりも安く作れるので、お財布にも優しいですよ。^^

氷遊び

牛乳パックにお水を入れて、氷を作って遊びました。

牛乳パックいっぱいの大きな氷、取り出すのも大変です。
指先に力を入れて、ビリビリっと破いていきます。

凍らせる前に食紅で好きな色の水を作ったのですが、色がかたよってグラデーションになっていてビックリ!
何でもやってみないとわからないものですね。

牛乳パックから取り出した氷は、触ったり回したり、机や廊下をすべらせたりしてみました。

ひと通り氷の冷たさや感触を確かめたら、工具を使って割っていきます。
今回は、金づちとアイスピックを使いました。

金づちもアイスピックも、普段はなかなか子どもに触らせないと思いますが、「怪我をしたら危ないから」といって、経験させないのはもったいないです。

本当に怪我をしてしまうかもしれない道具を扱うとなると、子どもも慎重に取り組みます。
事前の説明や約束ごとも真剣に聞きます。

小さいうちにあえて危険な体感させることで、子どもは自己コントロールする術を学びます。

例えば、高さの感覚は5歳までに80%が育つんだそうです。
もし幼少時に高いところに登る経験をせず、高いところは怖いという感覚を持てないまま中高生になってしまったとしたら、悪ふざけのつもりで命が危険にさらされるようなことをやってしまうかもしれません。

もちろん目は離しませんが、そばで見守り適切に支援することで、子どもが自分で危険を回避できるよう様々な経験を積んでもらっています。

ご家庭でもできるだけ小さな危険を未然に排除してしまわず、子どもたちにいろいろな経験をさせてあげてくださいね。

にこにこさん
にこにこさん
過保護はNGなのです。

手だけでなく、足でも氷の感触を味わってみました。
意外に平気な子が多かったですね。

色つき氷をとかしたら、きれいな色水になりました。
氷は様々な遊びに発展できる楽しい素材です。

戸外で水遊び

NICONICOの戸外遊びではお馴染みの津島神社。
夏場は噴水が出ていて水遊びができます。

津島神社の噴水は9月末くらいまで実施されているようです。
他の友だちも遊びに来ているので、交流の経験もできますね。

戸外でも室内でも多くの経験ができるよう、工夫しながら日々の遊びを考案しています。