感覚は人それぞれ。誰しも好きな感覚もあれば苦手な感覚もあります。
過敏の場合は特定の感覚を嫌がり、過剰に反応することがあります。逆に鈍麻の場合は、感覚がわかりにくかったり氣付きにくかったりします。
過敏さんには少しずつ、鈍麻さんには大胆に😊どちらにしても楽しいが基本です。
スライムの感覚遊び
スライムの感触が好きな子は多いです。両手で混ぜながら、だんだんスライムになっていく過程もおもしろいですね🎵
①洗濯のりと水を混ぜて洗濯のり水を作る
②洗濯のり水に食紅を入れて好きな色にする
③ホウ砂を水に入れてホウ砂水を作る
④洗濯のり水に少しずつホウ砂水を入れて混ぜる
まずはノーマルのスライム作りから。
材料を計って入れていきます。洗濯のりと水の分量は1:1。
好きな色の食紅を入れたらまぜまぜ。きれいな色になっていますね♥
スライムのかたさは、ホウ砂水の量で調整していきます。ホウ砂が多いほどかたくなります。
少しずつ入れて混ぜながら、自分好みのかたさに調節していきます。
今回は普通のスライムだけでなく、いつもとはちょっと違ったスライム作りにも挑戦しました❣
のびるスライム
普通のスライムにハンドソープを混ぜると手にくっつかないスライムができ、更にボンドを加えるとのびるスライムになります。
まずはハンドーソープを入れるくっつかないスライム作りから。好きな色のスライムが完成し、感触を楽しんでいますね😊自分で作ると楽しさも倍増↑↑
ビロ~~ンと伸びておもしろい!文字を描くのもおもしろい!!
お次はボンドを入れてのびるスライムです。
今回は、洗濯のり200g、ボンド50g、ハンドソープは15プッシュ入れました。混ぜていくと石鹸のいい香りがしてきます。
ボンドを入れることで弾力が増し、うまく伸ばすとちぎれることなく長~く伸びます。なんと、NICONICOの長い廊下の端から端まで伸びました!!
砂鉄スライム
砂鉄を混ぜた黒いスライム。なんと磁石にくっつんです!
カラフルだったスライムも、砂鉄を入れると全部真っ黒になってしまいました💦
さて、それでは本当に磁石にくっつのか!?実験開始です🧲
大きいままだとくっつかなかったので、小さくちぎってチャレンジ!小さくて薄い砂鉄スライムに磁石を近づけると、ゆっくりとくっつきました!
微妙な動きでしたが、くっつくと「おぉー!」っと歓声が上がります🎵
こちらはストローを使ったスライム風船🎈息を吹く強さを加減しながら作ります。
大きな風船ができていますね!
食べるスライム
NICONICO初!なんと食べるスライムを作りました。材料はスティックのこんにゃくゼリー。
まずは容器にゼリーを出します。まだ食べてはいけませんよw
放課後等デイサービスの小学生は、スライムの作り方の紙を見ながら自分で作りました。
こんにゃくゼリーを容器に入れたら、レンジで温めてから氷で冷やします。
だんだんスライムっぽくなってきましたね!
出来上がったスライムに炭酸ジュースを入れてみました。「どうなるかな?」とワクワクしながら遊びを発展させていく。これこそが本当の勉強ですね✨
「食べていいよ」と伝えると「え?ホンマに食べれるん?」と驚く子どもたち。おそるおそる口に運ぶと……「おっいし~い!!」
遊んで楽しい、食べておいしいスライム❣ぜひご家庭でもお試しください。
粘土の感覚遊び
カラフル粘土で感触遊び。
こねて、丸めて、伸ばして、切って、感触を楽しむだけでなく、手指を使った微細運動になります。
様々な動作を行うことで、感覚統合を促しています。
新聞紙の感覚遊び
新聞紙で感覚遊び。いろいろな遊びができます。
丸めてボールを作って「えいっ!」
手首のスナップを利かして体の動かし方を知り、目で追うことでビジョントレーニングにもなります。
新聞紙のツリー🌲引っぱったりわさわさしたり楽しいね。
ベッドを作って「おやすみなさい💤」
砂の感覚遊び
NICONICOの中庭には、お砂場があります。今年の夏も暑すぎてなかなか遊べなかったけど、少しずつ氣温が下がって過ごしやすくなったので、お砂場解禁です。^^
じょうろやバケツにお水をくんでお砂場にジャー💦
とゆからもお水を流しまーす💧
お水を入れたらどろんこ遊び。川や湖ができました。いろいろな感触の変化も楽しめますね。
お砂場の横にジュース屋さんが出店しました!色水遊びもおもしろい🎵
外なので、お水をこぼしても大丈夫!^^
まぁるく丸めておだんごの完成✨実はガチャガチャの丸いカプセルで作る裏ワザを使っていますw
こちらは、お部屋での泥だんご作り。乾いたら、なんとペンで絵も描けちゃう不思議な砂なんです。
今回は、NICONICOで実施した感覚遊びをご紹介いたしました。
公園から遊具が減りお砂場が減り、ボールも禁止のところもありますね。そんな環境の中でも、子どもの心身の成長に欠かせないのが遊びです。
私たち大人の役目は、いかに子どもたちに様々な遊びを提供できるかだと思います。
ゲームもいいけど、たまには外へ出て子どもと一緒に遊んでみてください。子どもたちから学んでください。
子どもは遊びの天才✨大人が遊びを習う生徒となり、子ども先生から教わることで、きっと多くの氣付きがありますよ😊


