子どもたちの発想は素晴らしく、大人では想像もつかないですね。
工作は、1人ひとりの発想を作品として見ることができる活動の1つです。
今回は、NICONICOで子どもたちが取り組んだ、工作の療育をご紹介いたします。
たたき染め
お花や葉っぱ、石を拾ってたたき染めをしました。
実験の活動なので後で違いを見るために、いろいろな草花と大小様々な石を拾っていきます。

画用紙 → 草花 → コピー紙
の順番で置いたら、自分で選んで拾った石やハンマーでたたいていきます。


こんなに綺麗に画用紙に草花が描かれました🌺

1年生は、活動後に振り返りを行っています。
- お花と葉っぱはどちらがよく色が出たか
- どちらの葉っぱがよく色が出たか(2種類の葉っぱ)
- 大きい石・小さい石・ハンマーでは、どれが1番色が出たか
など、みんなで話し合いました。
図形を使った工作
丸・三角・四角の形を使った遊びをしました。
楽しい遊びを通して、図形の概念の理解を促すことがねらいです。
まずは、○△□の迷路で身体を動かしながら、図形に親しんでもらいました。

形ならべも楽しいね。

ほどよく身体を動かしたところで、メインの工作に入ります。
○△□の図形を使って、思い思いの作品に取り組みました。

個性豊かな素敵な作品ができました✨

丸・三角・四角などの形の特徴がわかると、就学後の算数で図形が出てきたときに理解しやすくなります。
形の概念の理解を促すため、幼児さんの頃から遊びの中で図形に親しむ機会を設けると良いですね。
まずは、基本的な図形に「関心を持つ」ことが大事!
無理に「勉強」を強いるのはNGです。
秋の果物の工作
2025年ももう2月に入りましたが、2024年の秋を振り返ってみました。
柿の工作
新聞紙を丸めて柿作り。
ギュッギュッっと手に力を込めて丸めていきます。

丸めた新聞紙に折り紙を巻いたら、おいしそうな柿の完成です。
手作りの柿の木にペッタンコ!
葉っぱも一緒にペッタンコ!

ぶどうの工作
小さい小さいぶどうの実。
七夕飾りを作る要領で、細く切った折り紙をクルッと巻き、のりを付けてつなげていきます。

ぶどうも可愛くておいしそうですね🍇

葉っぱとどんぐりの工作
少し肌寒い秋の日に、戸外で葉っぱやどんぐりなどを拾い、拾ったもので工作をしました。

こちらは室内での葉っぱとどんぐり拾い。
作りたいものをイメージしながら、自分で選んで拾っていきます。


ライオンの工作
拾った葉っぱをたてがみに見立ててライオンをつくりました。
日が経つにつれて「たてがみ」の色が変化するので、作った後も楽しめる作品です。

「テーマはライオンだったけど、作りたいのは違うものだった」
そんな時は子どもの発想を優先します。
どんぐりを信号に見立てたり、葉っぱとどんぐりを上手に使って町を描く子もいました。

「やりたい」気持ちを優先すると、子どもは自分で成長していきます。
型にはまった大人の枠にこだわらず、子どもの発想に乗っかって一緒に楽しみましょう。
絵の具を使ったお絵描き
筆やスタンプを使って、絵の具で枯れ木に葉っぱやお花を描きました。
初めて触る道具だったけど、とても興味を持って集中して描いていますね。
こんなに素敵な作品に仕上がりました!

カレンダーの工作
髪の毛チョッキン
毎月、様々な手法を用いていろいろな作り方をしているカレンダーの工作。
子どもたちが飽きずに集中して取り組めるよう、季節のものも取り入れながら毎回工夫して投げかけています。
今回は、髪の毛に見立てた画用紙と毛糸を切る経験とひも結びの経験をしました。
まずはペンでお顔を描きます。

ペンの本数を少なめにして、「かして」「どうぞ」の練習もしてみました。

あえて、友だちと関わる場面を設定するのがポイントです。
お顔ができたら、長~~~い前髪をはさみでチョッキン!
毛糸を切るのはちょっと難しかったけど、根気強く頑張りました。

長い髪の毛は、毛糸でリボン結びにチャレンジしました。
チョコレート
バレンタインも近付いてきたので、2月のカレンダーはチョコレートです。
折り紙を折って♥の形を作って貼りました。
職員の折り方を見ながら指でアイロンしながら折っていきます。
2回目は、自分1人で折れる子もいました。すごいっ!

折り紙でチョコを折ったら、カレンダーに数字を入れて行きます。

カレンダーを作った人から、おいしそうなチョコレートを作りました。(食べられませんが… ^^;)
ペットボトルのふたに、チョコレート色の折り紙でくるんで包み込みます。
チョコの種類は、ノーマル、ホワイト、イチゴの3種です。

仕上げにキラキラビーズや丸モールなどをボンドで乗せたら、可愛いチョコレートの出来上がり!
好きな色の箱に入れて毛糸でリボン結びをしたら、プレゼントに早変わり♥

誰にプレゼントしようかな?